御殿山小倉線2024年3月開通に向け、工事監督、検査の徹底を!
枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
3月15日(水)、枚方市議会は、令和5年3月定例月議会の最終日、今任期最後の本会議審議での私の質疑をまとめました。
その内容の要旨をお伝えします。
御殿山小倉線水路横断部道路整備工事請負契約締結
令和5(2023)年度完成に向けた甲斐田川を越える部分の工事発注
- 施工場所: 枚方市渚東町、上野3丁目 地内
- 受注者: (株)柿丸建設
- 契約金額:637,956,000円
- 契約期間:契約締結日から令和6年7月15日まで
- 【低入札価格調査対象】
御殿山小倉線2024年3月開通に向け、工事監督、検査の徹底を!
落札金額は予定価格の75パーセントとかなり低価格の落札だが?
今回の工事契約は低価格調査対象となっており、執行調書によると、落札金額は予定価格の75パーセントとかなり低価格の落札になっている。
現在、例えば、枚方市駅周辺再整備事業においては、資材高騰などで7億円を超える助成を行うとのことですし、光善寺駅西地区事業においても3,000万円を超える助成を行う状況であるのに、なぜそうなるのかが気になる。
低入札価格調査の結果、契約内容に適合した履行が可能であると判断されたということは聞いているが、契約内容に適合した履行が可能であると判断された主な理由は?
当該事業者が有する様々な経験、取引関係、人材及び資材を活用することで低価格を実現していることを確認した
当該事業者は、本件工事の現場につながる本市発注の別工事を受注していること、また、当該事業者が有する様々な経験、取引関係、人材及び資材を活用することにより、下請事業者及び労務者に不当なしわ寄せをすることなく、この金額で、契約内容に適合した履行が可能であることを、提出書類及びヒアリングにより確認している。
工期中の履行状況の監督は?
履行できることを確認したことは分かったが、令和6年7月までの工期の川を越える道路を作る大きな工事ですので、工期中の履行状況をよく監督して、確実に完成させることが、何より大切だ。
このような、低入札価格で契約をした工事の監督については、何か特別なルールがあるのか、確認しておきたい。
月1回以上重点的に調査する重点監督に加え、中間検査も行う
低入札価格調査対象工事については、工事の進捗状況、安全対策等を月1回以上重点的に調査するといった重点監督を実施することとしている。
なお、低入札価格調査対象工事を含む予定価格が8,000万円以上の工事については、工事の施工中に中間検査も行うこととしている。
御殿山小倉線の2024年3月開通に向け、工事監督、検査の徹底を!
地元の方々から令和5年度(2023年度)内の開通を待ちわびておられる声をたくさんお聞きしています。
工事施工担当課においては、契約内容に適合した履行が確実にされるよう、品質や納期管理に加え、安全面においても、適切に監督、検査をして頂くよう改めて要望しました。
工期が2024年7月までになっているのは、3月に開通後も周辺での公園などの工事が続くからということでした。
この区間の計画から非常に長い月日が流れ、やっと最終工事工程に入りつつあります。画竜点睛を欠くことないよう、最後の最後まで確認を怠ってもらいたくないとの思いで質疑しました。一人ひとりの市民を笑顔に!結果にコミットした取り組みにして頂きたいという思いを持っています。