枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
今回は、なぜ市議会議員を志したのかについてまとめます。
前回は、自己紹介をまとめました。
私の勤めていた事業は、ある日突然対等合併され、事業効率化のもと構造改革による工場閉鎖が実施されました。多くの働く仲間を失うことになりました。そして、その構造改革には、私としても改革側として深く関わりました。事業を残すためとはいえ、非常に苦しい経験をすることになりました。
労働組合の役員をすることで、関わる人が増えました。しかし、その中には短い間だけで、介護などを理由として職場を去られる方が複数おられました。これが個人的な理由として扱われていることを目の当たりにし、このような社会でいいのかと思うようになりました。
ある日突然、中学校に通う長女が不登校になりました。自分を責める長女。自分を責める妻。平日の昼間にうろうろする訳にもいかないような気もありました。社会的なサポートを様々に求めてみるものの何をしていいのか分からず、途方に暮れる日々を過ごすことになりました。不登校が増える中、このような社会でいいはずがありません。
働き続けられる社会をつくる。では何のために私たちは働くのかということも考えてみました。お金のためだけでしょうか。この社会を生き抜くにはお金は当然必要なものです。しかし、働くことによって得られるものはそれだけではないと思いました。一番しっくりときたのは承認欲求を満たすことです。私たちは働くことを通じて社会と繋がり、仲間を作り、自己を成長させ、豊かの人生を送る。そのため、働くのだと思いました。もし、その働くことができなることがあれば、どんなに辛いことかと思います。
そうであるならば、「働くこと」は「活躍すること」「表現すること」ということであり、それは私たちの社会を豊かに、そして笑顔にすることに繋がることだと確信しています。
それを実現するため、私は議員を志しました。ですから、政策の1つ目は「働き続けられる社会をつくる」としました。
私なりに、4年前の自分を思い返し、考えてみました。4年前に言えなかったことも記載しております。一人ひとりが笑顔の社会を創りたい。豊かな人生を送れる社会を創りたい。そういう思いであり、決意です。
次回は、枚方市の現状と課題について考えてみます。