枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
5月25日(木)は、枚方市主催の「枚方市駅周辺再整備シンポジウム」を聴きに枚方市総合文化芸術センターに行って参りました。
基調講演、パネルディスカッションでは、それぞれの登壇者が語るまちづくりへの思いを神妙に聞いていました。今回も自分用のメモになりますが掲載します。
- 昨年の9月議会で市役所庁舎の移転条例を提案したが、議会で否決となった。その際、市民への説明が十分ではないという意見があった。
- 今後しっかりと丁寧に市民に説明し、多くの皆様にご理解を頂きたい。
- 公民連携を存分に活用してまちづくりを進めていきたい。
- 令和4年市民意識調査では、枚方市駅周辺の賑わいが低下していると市民が感じている?
- 明確で、共感でき、固定的でない
参考⇐私が検索で見つけたもの
■コペンハーゲンの街づくりのコンセプト
人間中心の街づくり
■コペンハーゲンの街づくりビジョン
2009年に「人にとって世界で一番素晴らしい都市になる」と目標を掲げた
2011年にはさらに具体的に「自転車にとって世界で最も素晴らしい都市になる」と目標も掲げる
- 既にある地域資源をもっと活用できないか?
- 歩く道路でつなぐ、景観都市設計
参考⇐私が検索で見つけたもの
■工業都市バーミンガム、戦後二度目の再生
- 道路によって街の真ん中と外が隔絶されてしまって、元々の中心市街から人がいなくなって衰退してしまった
- 運河のところに集合住宅とか国際会議場を作って、そこから街の中心部まで人が行き来できる道を作った
- ドイツのミュンヘン、ブラジルのクリチバ、日本の旭川に恒久的な歩行者専用道が作られている
- 枚方には担い手はたくさんいる!でも、何かが足りない
- イベントとは大規模なものではなく、毎日の出来事である
-
関西医大の「光免疫療法」でがんのない社会が枚方から来るかもしれない
- 「郊外都市の再生」ではなく、サステナビリティを持った都市設計が必要(通勤がなくなるかも)
- 公園や広場は住民が日常に関われる公共インフラ
- 「都市の意味」=「人生の意味」
- まちづくりはライフスタイルが反映される
何度も言うが、明確なビジョンがないのが寂しい。。。
枚方市は、戦後、右肩上がりの人口流入、市税収入の増加に支えられ、何をやっても成功してきたと思います。それが郊外都市でした。しかし、今、人口減少を目の当たりにし、どのようなまちを目指すのか突きつけられています。
全てのことが、大阪市と同じことはできません、しかし、近隣市から劣ることもできません。この範囲で考えてきたように思います。市には、現状を認め、未来のひらかたのまちのビジョンを提案してほしい。今の時点では、本当に残念な未来が私には見えています。そう感じたシンポジウムとなりました。
「将、吾が計を聴きて之を用うれば、必ず勝たん」と言っては言い過ぎですが、もっと素直な心が必要ではないか。。。
「誰一人取り残さず笑顔になっていい」まちづくりを目指せ!
枚方市駅周辺再整備事業 ⑤街区へのアリーナ建設検討開始!
市民一人ひとりの笑顔につなげるため、丁寧な積み上げを!
9月には、枚方の未来「市民の笑顔」の姿を市民に示すこと!
市民や来訪者がワクワクとするような期待が持てる広場や歩道に!
市の責任と覚悟と戦略が感じられる熱い言葉で、枚方市の未来を語るべき!
10年後、20年後の枚方市はどうあるべきか、夢のある話を熱を持って語れ!
④街区のまちづくりに向けては、市民合意の努力がさらに必要!
10年後、20年後の枚方をイメージし、誇りある街に!
「民間活力」という言葉でなく、市の責任と覚悟と戦略が感じられる言葉で語るべき
まちづくりにおいて、私にできることは何なのか。各方面からの多様な期待に応えられるよう様々な方の意見を聞きながら、私の考えをさらにブラッシュアップし、多くの人に賛同を得ながら、枚方の未来を提案していきたい。一人ひとりが笑顔のまちにしたい。