枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
本日6月23日は、令和5年6月定例月議会の第3日。一般質問の機会をいただきました。
今回も皆さまから私に託して頂いた課題について、今回のテーマは『一人ひとりが未来も笑顔の枚方!~ひらかた万笑!~』として質問させて頂きました。
まずは一問だけピックアップしました。
損害賠償について、なぜ職員の氏名を公表するのか?
私が市議会議員になって4年間、ずっと疑問に思ってきたことを確認しておきたい。議会の議案として、「専決事項の報告について」として、「損害賠償の額を定めることについて」の中で、業務上の交通事故が報告される。
今議会の議案書についても、損害賠償の相手方の名前は掲載されないが、市の職員の名前は掲載される。懲戒処分事案でも外向けに名前は出されないものだから、ずっと不思議に思っていた。
損害賠償について、なぜ職員の氏名を公表するのか?
議案審議にあたり必要な情報であるとの認識
交通事故等に係る損害賠償の専決報告において、当該事故に関係する職員名を記載することについては、損害賠償の義務を負うことについて理由を明らかすることが、議案審議にあたり必要な情報であるとの認識のもと掲載している。
私はそうは考えません。この損害賠償は、市に賠償責任があるものだ。
損害賠償の義務を負うことについて理由を明らかにするために必要な情報かどうかということについて、私はそうは考えません。
この交通事故による損害賠償は、職員個人に賠償責任があるものでなく、市にあるものです。もし、これを職員個人の懲罰的なものだと考えるならば、大きく間違っていると思って聞きました。
市は、これらのことを適切に認識して頂きたい!
案件として挙げられる交通事故は、職員が職務遂行の中で偶発的に発生させた事故であり、もし、重大な過失があるならば、別の話になってしまうと思います。さらに、現在、議案書は市議会ホームページで公開されています。これについては、直近の議会改革の中で状況が大きく変わってきたことでもあります。
市には、これらのことを適切に認識して頂きたいですし、他の市町村の状況も含めた調査をしていくとのことですので、今後の報告をお願いしました。
今回の一般質問では、『一人ひとりが今も未来も笑顔の枚方!~ひらかた万笑!~』という視点で質問しました。また、これからの4年間で取り組んでいこうと考えていることの出発点として、現状を改めて確認することに主軸をおきました。