枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
1月29日は、学校体育館空調設備整備事業でのモデル校である蹉跎中学校での見学会に参加しました。
小中学校体育館空調設備の整備は、現在発生している夏場での体育館の使用制限に伴う体育の授業やクラブ活動への影響及び子供たちの熱中症への対応に加えて避難所の環境改善にも繋がる事業として、文部科学省の方針に基づき早期に進めていく必要のある事業ということで、枚方市では下記スケジュールで進められています。
- 市立中学校(19校):2024年6月30日までに設置完了
- 市立小学校(43校):2025年3月31日までに設置完了
室外機は「電源自立型タイプ」となっており、災害等で電気供給が途絶えた場合でも、都市ガスの供給があればエンジンを稼働し、空調運転が可能。また、発電機を備えており、体育館内の照明や 100Vコンセントの使用も可能。
ガスヒーポン最大の持ち味は、『小電力による節電、ピークカット効果』、『高効率運転による低ランニングコスト』
電源自立型GHPなら停電時も空調&照明が使用可能
都市ガスの導管は、そのほとんどが地中に埋められて設置されているため、台風や豪雨など風雨による影響を基本的に受けにくく、近年の大きな台風や豪雨でも、ほかのインフラに比べて、ガスの支障件数(事故など支障が起きた件数)は非常に少なくなっているそうです。
かつ、教室空調を電気式としていることにより、リスクヘッジを行うとのことで、ガス式を採用しました。
市内で生徒数が多い中学校である蹉跎中学校がモデル校として、一番早く設置して課題の洗い出しが行わています。
今回は、体育館の断熱工事などは行われていませんので、バワーが気になるところでしたが、ちゃんと足元も暖かかったです。
室内機
まずは、生徒に必要に応じてしっかりと使い倒して頂いて、災害時にはこれまたしっかりと活用される。能登半島地震の様子を見ていても、もしもに備えることの重要性を改めて感じていますが、それは日頃から活用されている方が価値が高いと思っています。今もこれからも一人ひとりが笑顔になることに思いを巡らせながら。。。工事関係者におかれましては、ご安全に!👷