令和6年6月議会 一般質問2.樟葉駅前広場について「芝生広場の鳩フン問題!早期解決を!」

枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。

 2024年6月21日に行いました令和6年6月定例月議会の一般質問の項目2をまとめました。

京阪樟葉駅前に天然の芝生広場が5月11日から一般開放!

鳩のフンがひどい状態で、芝生が避けられている!?

 
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2.樟葉駅前広場について

京阪樟葉駅前に天然の芝生広場が5月11日から一般開放!

鳩のフンがひどい状態で、芝生が避けられている!?

 

①ばんしょうの質問

京阪樟葉駅前に天然の芝生広場が5月11日から一般開放!

 京阪樟葉駅前に天然の芝生広場が5月11日から一般開放されました。国土交通省の「ほこみち制度」の指定は大阪府内で3例目で、現在は本格導入に向けた実証実験が行われています。

 

樟葉駅前に芝生広場をつくったけど、鳩のフンがひどい状態だ!

 私としても委員協議会での説明で想像していたのは、ベンチでたたずむ人や芝生の中を裸足で駆け回っている子どもの姿でした。

 しかし、一般開放後、市民の方から鳩のフンがひどい状態だという意見を聞いた。私としても4月の芝生養生期間中に実際に行き、鳩のフンが大変なことになっていることは認識おり、実際、人が芝生に入ると鳩も逃げていくだろうとこれも実証実験の範囲内だと考えていたが、運用が始まったあと連絡をもらって行ってみると、その鳩の状況は変わってなかった。市民の皆さんが避けている芝生になっているし、鳩のフンについては健康被害の可能性もあるようなので、なんらかの対処をしていかねばならないと考える。

市はこれまで対策をやってきたのか?

 この問題に対しての市の認識とこれまでのどのような取り組みを行ってきたかについて聞く。 

 

 

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避けられる芝生(6月12日夕方撮影)

 

 

①市の答弁

鳩のエサやりに対する注意喚起をやってきた

 ハトによる糞害等については、多くの方々に安全で衛生的に樟葉駅前広場をご利用いただく上で、また、ほこみち制度を活用した持続可能な賑わい創出を図る観点からも、大変重要な課題であると認識しており、市民から糞害等による苦情の声をお聞きする度に、環境部と連携してエサやりに対する注意喚起を行ってきた。

 この件については、樟葉駅前広場の環境整備を実施する以前から、常習的なエサやり行為が行われることで多くのハトが集まってくること、ならびに、そのハトが駅前広場に面するくずはモールや樟葉駅舎を寝床として住みついていることに起因していると考えている。

ハトの侵入を防止する防鳥ネット等を設置

 また、この課題については、京阪グループとしても認識していたことから、昨年には、施設管理者である京阪流通システムズ株式会社によりくずはモール壁面の外装ルーバーにハトの侵入を防止する防鳥ネット等が設置され、今年の7月頃には樟葉駅舎においても同様の物理的な対策が行われると聞いている。

現在は警察とも連携して対応している

 そのような中、5月からは緊急対策として、現地にエサやりを禁止する看板を設置するとともに、くずはモール等の周辺施設管理者とも連携して見回りを実施しているが、依然としてエサやり行為は継続されており、設置した看板が鋭利な刃物と思われるもので損壊されるといった悪質行為も発生したことから、現在は警察とも連携して対応している

 

②ばんしょうの質問

大阪市は、今年4月に常習的に鳩への迷惑なエサやりを行っている人物に対して、「動物愛護管理法」を根拠に中止を命令する行政処分を行ったが?

 確かに私が見に行ったときにも鳩の餌やり禁止の看板はあったが、法令上はどのようになっているのか。大阪市は、今年の4月に駅前で常習的に鳩への迷惑なエサやりを行っている人物に対して、「動物愛護管理法」を根拠に中止を命令する行政処分を行ったとのことです。

 

 樟葉駅前広場での常習的な鳩への餌やり行為に対して、実効性のある対策を講じることも検討する必要があるのではないかと考えるが、市は、このことについてどのように考えているのか?

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②市の答弁

行政指導など実効性のある対策を早急に講じる

 大阪市において、動物の愛護及び管理に閨する法律に基づいて行政処分が行われた事案につきましては、常習的なエサやり行為により周辺の生活環境を損なわせたとして、全国で初めて同法による行政処分が行われたと大阪市に確認した。

 一方、樟葉駅前広場で同法を適用することについては、権限を有する大阪府と協議をおこなっただけでなく、環境省にも見解を確認するなど、現在慎重に検討を進めている

 また、道路上に大量のエサをばら撒くのは、道路を汚損させる行為であり、道路法や枚方市住み良い環境に関する条例上の禁止行為に該当する場合も考えられることから、これらを踏まえて関係機関と連携しながら実効性のある対策を早急に講じていく

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ばんしょうの視点

様々なアプローチの検討も!

 鳩は人にエサをもらわなくても、自然の雑草や木の実などを食べて生きることができるようです。罰則の強化だけでなく、そういったことも伝えるなど様々なアプローチを検討することも必要です。

外国人にも鳩の餌やり禁止をしっかりと伝えていく必要あり!

 私の聞いたところでは、日本人だけではなく、外国人の方も餌やりをしているそうです。実は、統計データを確認して驚いたのですが、枚方市の現在の人口に占める外国人の割合は1.5%ですが、お隣の八幡市は3.8%です。これまでの考え方を変えて、公共空間で「マナー啓発」「法令違反・条例違反」について、外国語での対応をしていねばならないことを要望しました。当然これは、樟葉駅前の鳩の餌やり禁止だけでなく、すべての啓発看板、案内板についても同様に要望しました。

 

 

 

関連する発言・情報

 

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一人ひとりが笑顔、ひらかた万笑!

 

 

 今回の質問は、樟葉駅前の芝生広場が鳩のものになっている(T_T)

 餌やり問題は全国的に起こっています。質問の中でもありましたが、自然動物への餌やりはその人にとって心地いいかも知れませんが、生態系のバランスを大きく壊してしまいます。人も動物も笑顔に!