令和6年9月議会 一般質問3.都市計画道路 御殿山小倉線の改善について

枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。

 2024年9月13日に行いました令和6年9月定例月議会の一般質問の項目3をまとめました。

地域の価値、そして枚方市全体の価値を上げるため、今後もさらなる改善を!

 
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3.都市計画道路 御殿山小倉線の改善について

地域の価値、そして枚方市全体の価値を上げるため、今後もさらなる改善を!

 

①ばんしょうの質問

御殿山小倉線の設置目的は?効果は?

 今年4月に地元方々の念願が叶い、都市計画道路御殿山小倉線が開通しました。私からも改めてご尽力いただいた方々に心よりお礼申し上げる。

 さてまず、改めて、この路線はどのような課題を解決するために設置された道路なのか、その設置目的に対しての効果を聞く。
 

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①市の答弁

交通混雑の緩和、通学路の安全性の向上、防災機能強化が目的

 本路線は、中部地域における道路の交通混雑の緩和安全・安心な歩行空間の確保、通学路の安全性の向上に加え、防災機能の強化を図ることを目的としている。

 本路線を整備したことにより、生活道路への一般車両の流入抑制に加え、中部防災拠点となる輝きプラザきららや避難所となる殿山第一小学校、第一中学校、災害医療センターである枚方市民病院、さらに災害対策本部の枚方市役所へのアクセス性向上を図ることで防災機能が高まったと考えている。

 

 
②ばんしょうの質問

 こういった大きな目的の達成については、今後も求めていきたいと考える。

開通以降、多数の安全対策の要望への対応は?

 一方で、今回の路線の開通以降、市民から様々な安全対策の要望が私を含む多数からあったとお聞きしており、また、同じ会派の大津議員からも6月議会一般質問で要望があった。

 その後、そうした声などにより、市はどのように課題を認識し、どのように改善に取り組んできたのか?

 

 

 

②市の答弁

カーブミラーを移設、横断幕の設置、擁壁の撤去工事(小松製作所)を実施

路面着色による誘導標示などを今年中に実施する

 今回、御殿山小倉線の供用を開始したことで、住宅街の狭い道路を抜けていた車が少なくなったとのお声を多くいただいている一方、小倉町バス停付近の三叉路では、交差点としての認識を持っておられない方もいることから、以前からの生活道路が優先との認識で走行される運転者もおられるためく事故発生の危険性があるとのご意見もいただいている

 本市としましては、交差点の安全性を高めるため、カーブミラーを移設して交差点の先を見やすくするとともに、注意喚起の横断幕の設置等を行った他、隣接する(株)小松製作所においても所有する擁壁の撤去工事を実施されるなどの安全対策をしていただけた。加えて、御殿山小倉線の走行が優先であることを認識していただきやすいよう、路面着色による誘導標示などの安全対策工事を今年中に実施する予定であり、引き続き、交通安全の確保に取り組んでいく。

 
ばんしょうの視点

安全面での改善について、地域から感謝の声が届いている

 交通課題を一つ一つ解決してきて頂いていることに改めてお礼します。地域からも感謝の声が私のところに届いていることもお伝えしておきます。

地域の価値、そして枚方市全体の価値を上げるため、今後もさらなる改善を!

 一方で、都市計画道路は多額の税を投入し整備されているもので、多くの方に利用して頂いてこそ、価値があるものと考えます。

 御殿山小倉線の認識度を高めるため、カーナビの交通情報システム会社へ情報提供、立看板等での誘導を行っていると伺っていますが、この道路はこれまでの主要な道路から奥に入った路線となっており、災害対策の道路としては認知度がまだ十分とは言えないと考えています。

 市民の命と快適で安全な生活を守り、結果として、地域の価値、そして枚方市全体の価値を上げるという真の目的に近づけるため、今後もさらに改善を続けて頂きたいと要望しました。

 

 

 

 

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 今回の質問は、都市計画道路 御殿山小倉線の開通後の考え方です。個別の交通安全課題の改善はマストですが、本来の設置目的である地域、枚方市の価値を上げることもマストです。今も未来もちゃんと笑顔に!