枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
3月6日、枚方市議会は、令和7年3月定例月議会の第4日。議案審議。補正予算案、条例改正案などを審議、決議しました。
今回は、取り急ぎの発信とし、順次あったことをまとめていきます。
3月23日に枚方市駅高架下道路が交互通行になりますが、「一般車はご遠慮ください」とのこと。ちょっと分かりにくい横断幕や看板が枚方市駅近辺に多数出ています。
私なりに注目した議案の一覧はこちらのブログにて
本日の各議員の主な議論についてまとめてみます。(私の受け止めも含まれます)
補正額:約42.7億円の増額
質疑された項目
内容
- 決算見込みに基づく増額
議員の主な質疑(要旨)
-
増額補正の理由は?
⇐ 他市実績などから30件を見込んでいたが、想定以上の申請があった -
要件の緩和は?(現在の要件:市民税非課税世帯または生活保護世帯の方)
⇐ ニーズ把握など進めていく
内容
- 国の補正予算に伴う事業の前倒し
議員の主な質疑(要旨)
-
災害時の備品購入されるというが、その明細は?
⇐ 熱圧着型のポータブルトイレ44基(避難所あたり1基)、ペット受け入れ用テント44張り(小学校44校分) -
ポータブルトイレの購入数の根拠は?
⇐ 今年度、大阪府救援物資対策協議会にて、府内市町村が避難所ごとにトイレを1基備蓄する方針としたことから、既に市が備蓄している27基に加えて44基を追加購入するもの
内容
- 乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定めるため
議員の主な質疑(要旨)
-
今回の枚方市の乳幼児等支援事業(こども誰でも通園制度)では保育士配置が乳幼児6人に1人になっている。本市の基準はこども5人に1人だったのでは?
⇐ 国の基準で設定した。本市基準とされたのは、本市の認可保育園の基準 -
この制度では経験ある保育士が必要では?
⇐ 国の基準通り、一時預かりと同様の基準で保育士を確保する
内容
- 枚方市くらしの資金の貸付制度を廃止するため
議員の主な質疑(要旨)
-
廃止の理由は?
⇐ 包括外部監査委員からの指摘、議会からの指摘を受けたもの。令和3年度から貸付がないこと。社会福祉協議会の貸付金との整合性がとれる。 -
これまでどのような方が借りてきたのか?
⇐ 一時的に生活が困難な方を他の福祉制度に繋げるためにも活用されてきたが、社会福祉協議会でも同様の支援が可能であることを確認してきた。
内容
- 枚方市立渚西臨時保育室において乳児等通園支援事業を行うため(令和7年7月 試行実施予定)
議員の主な質疑(要旨)
-
乳幼児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)を実施するとのことだが、一時預かりとの違いは?
⇐ こども誰でも通園制度は、制度の目的として保護者の急な用事や病気やリフレッシュではなく、家族以外とのつながりにより幼児教育・保育を受けるためであり、対象は0歳6ヶ月〜3歳未満の未就園児であるなど大きく異なる -
保育士の確保は?
⇐ 事業開始までに確保していく
3月6日、3月定例月議会第4日。第1日は市長の市政運営方針の表明、当初予算の提案、第2・3日は市政運営方針に対する各会派の代表質問。そして第4日は議案審議の集中日。様々な議案を一気に審議する日になりました。そして、来週からは予算特別委員会。気を抜く間ががない日が続いています。そんなときでも、一人ひとりが笑顔になる政策かどうか?ということを常に心の芯に置きつつ、他の議員の言葉にも耳を傾けつつ、役割を果たしてまいります。