枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
3月25日は、枚方市議会 予算特別委員会での令和7年度予算の審査がC日程と言われる特別会計、企業会計の質疑、そして委員会議決により原案可決とすべきものとなりました。
今日は、私を含む14名が質疑を行いました。
さて、私の質疑項目は下記の通りです。
危機感のレベルを上げて、真の経営改善を!
当初予算時の赤字額が加速!
当初予算時の赤字額が年々増加している。しかも、その速度が加速していることが大変、気になっています。
主要な経営指標の「病床稼働率」、いくらで予算を組んだのか?
そこで、今回は病院事業の経営の主要な指標の1つである「病床稼働率」に着目する。この病床稼働率は、各病院で抱えている病床数、いわゆるベッド数の運用状況を示すもので、分母を運用している病床数とし、分子は24時時点の在院患者数、いわゆる入院患者数に当日の退院患者数を加えたものとして算出する数字。
これまで市立ひらかた病院でも、平成29(2017)年3月に策定した第2次中期経営計画では、平成30(2018)年度から85.0%を目標に、また令和5(2023)年3月に策定した現計画の経営強化プランでは、令和9(2027)年度に80.7%を目標に取り組まれてきたところだが、現在病棟を一部休棟されている中で、今回の7年度当初予算ではどのように算定されたのか、聞く。
「病床稼働率」は、86%で算定した
当初予算における病床稼働率の算出につきましては、休棟中の6階西病棟47床を除く運用病床を288床として、その稼働率を86%で算定している。
この率は、経営強化プランでは335床を前提としていたが、現下の状況を踏まえ、経営強化プランとは別に、令和6年9月以降の独自目標として定めた。
86%は非常に高い数字のように思える!大丈夫ですか??
これまでの率と比較しても、また救急患者を受け入れるための空床も一定確保しなければならない中で、かなり高い数字です。ちょっと驚きです。のけぞるほど高い数字のように思えますが、大丈夫ですか??(稼働率をできるだけ高い値にしての赤字予算)
この予算で掲げた病床稼働率86%は、現在院内で取り組まれている目標値との答弁だが、現状や課題について、見解を聞く。
令和6年11月からの稼働率は、82%を超えている状況
令和6年度の病床稼働率は、4月から8月までは2病棟休棟で253床、9月からは4西病棟を開棟し288床を基準とした数値で申し上げますと、9月と10月を除き、現状は82%を超える率となっている。
6西病棟の再開の見通しが不透明な中で、経営を改善し安定したものにしていくためには、一人当たりの診療単価と患者数の増加が求められるため、引き続き、病院運営の基本となる紹介率や救急応需率などの向上に努める。
今回の病院予算はリスクを取れるだけ取っている!(役所らしくないかも)
まずは、6西病棟が開けられない状況とは言え、令和5年度決算数値では80.9%であった病床利用率が、現在ではそれより高い稼働率でベッドコントロールをしているということは現場の努力の現れだと思います。ご苦労さまと言いたいです。
ただ逆に言うと、一部分を取り出して見てみると、今回の令和7年度の病院会計の予算案が非常に伸び切った数字で策定されており、伸び代がないどころか、リスクを取れるだけ取っている状況と捉えました。
危機感のレベルを上げて、真の経営改善を!
こういった時だからこそ、今一度、市民から市立ひらかた病院に課せられた使命を再確認して頂き、譲れないところと譲れるところを病院トップが丹念に再確認して、危機感のレベルを上げて、真の経営改善に引き続き取り組んでいただきたいと要望しました。
令和7年度当初予算の審査は最終日に。特別会計と事業会計の質疑を行った後、休憩を挟んで、採決に移りました。結果は全案件で、「原案可決とすべきもの」となりました。
今回、取り上げた市立ひらかた病院については、経営状況が悪化していることは否めません。夜勤看護師が不足し病棟を一部休ませている状況。これまでの常識が通用しない状況になっていることを共有したいと思いました。少子高齢化社会の中で、当たり前が当たり前でなくなっている状況を目の当たりに。一人ひとりを本当の笑顔にする!どんなときも覚悟が求められます。